中学1年の誕生日 12月25日それは起こった その日は久々に父が帰ってきた ある人物をつれて 全身真っ黒 髪は銀髪 目は切れ長の真っ赤な瞳 まるで黒豹 「お父さん、その人は?」 「お前を買い取ってくれる方だ」 意味がわからなかった 別に父は好きではなかった でも まさか お金と引き換えに売られるなんて もう涙すら出なかった 「しかも…」 そのあと父がなにか言ってたが私には何も聞こえなかった…