そんなことを思いぼーっと歩いてた 今日は休みだから人も多かった そして見つけてしまった 「…ッ!?」 あいつを見た瞬間 私は体が動かなくなってしまった 一瞬見えたあの顔 忘れるわけない あいつは私には気づいていない 私の異変に気付いた桃夜が心配そうに私をみてる でも桃夜になにも言えない 大丈夫って言いたいのに声がでない 息も荒くなっていく 「…おぃ……り…」 桃夜に呼ばれながら意識を手放した