「君たちかわいーね♪」




でた
見るからにチャラい奴





「ねぇねぇ、二人とも俺らと一緒遊ばない?」







「「遊ばない」」






そう言って逃げようと思ったら



ーーーーガシッ



「…ッ」




腕を捕まれた





「離して!」





「怒った顔も可愛いね♪」




やばいこいつ目がイッテる
薬中だ



蘭を守んなきゃ

「…おい」





するとまた後ろから
今度は地響きのように低く冷たさを帯びた声が聞こえた



でも聞き覚えがある気が…



「あぁ"?…テメェ等誰だよ」





「…テメェ等?」



あっ!
桃夜だ




チャラいやつらの1人が桃夜に気付いたらしい
「お、おぃ…そいつ炎狼の総長だぞ」






そう言った瞬間チャラい三人衆は顔を真っ青にさせ




「…す、すいませんでしたー」





一目散に逃げた







「凛ちゃん!大丈夫?」
蘭が心配して来た





「蘭は?」





「捕まってたけど力哉君が助けてくれたの」



そう言ってふにゃっと笑った蘭をみて赤くなった赤髪




てか蘭
可愛すぎ…





「って凛ちゃん桃夜君にお礼言った?」






言ってない…





「…ありがとう」





「…あぁ」





「「りんりーん」」






双子とエセ紳士が遅れて到着したみたい


「なにかありましたか?」





「…終わった」




会話短い