次の日には足の痛みは退いていた



私と蘭は二人で駅前の新しくできたショッピングモールに着いた






「蘭なに見るの?」






「うーん…決めてない!」





でしょうね
「じゃぁ適当に回ろ?」







そう言い、いろんな店を見て回った




初めてだった
いつもは1人で必要なものしか見てなかった



それ以外は必要ないし無駄だって思ってた



でも…今は考え方が変わった気がする





無駄なんてなかった




ほら、あーやって蘭が使わないのにサングラスを試着して遊んでる






それを見てるのが楽しいって思える





「…ボソッ…ありがとう…」




「ん?凛ちゃんなんか言った?」






「なんも♪」






「空耳かな?」






「蘭おばさんみたいー」






「あっ!酷いーまだ違うもん」





まだってww




蘭とじゃれながら歩いてまわってた




すると不意に