いつもと変わらず私は三つ編みメガネ





クラスに行くと
「ねぇねぇ湖東さぁーん」




蘭が絡まれてる

「なに?」




蘭も相手にしてるし



はぁ馬鹿だなぁ

「湖東さん担任が呼んでるから一緒いこ?」



そういった私に
「あぁ?んだと地味女引っ込んでろよ!」





「ちょっと!凛ちゃんになんてこと言うのよ!謝って 」





蘭?
「んだよ、生意気なちょっと見た目が変わったからって調子乗んなよどうせその見かけで誰とでもヤるんだろ」




ブチッ
「ふざけんな!蘭はそんな子じゃねぇんだよてめえこそ謝れ」




シーン
はい、最初のころと同じ静けさ「はぁ?地味女ぶっ殺す」






「「はいはーい」」
パンパン!
どこからか手を叩く音が
教室の入口には李秋吏と春吏






「「女の子にぶっ殺すはないよねー」」





あっ!
「じゃぁ双子あとよろしくね」




そう言い残し蘭を連れ出した



そのまま蘭を
屋上まで連れていった
「馬鹿蘭!」





「な、なんで!?」


なんでって
「なんで私が連れ出そうとしたのに歯向かうの?」





「だって…」





聞こえない
「なに?」




「凛ちゃんの悪口言ったから」






その答えに鳩が豆鉄砲を食らったような顔になってしまった



まさか蘭が怒ったのは私のため?


「蘭のことは何言われても我慢できるけど友達のこと言われたら誰だって怒るよ!」