「ねぇ友達になろう!」





「いいの?」
無口で誰とも関わろとしなくてそんな私に声をかけてくれた子



紗香




「友達になってあげるからあれちょうだい」





「わかった!」





当たり前だと思った
友達に言われたらそれは絶対
逆らわないし逆らえない




私は七歳

「ねぇあの子気に食わないから虐めて?」



「う、うん」





そう当たり前のように
そしてその子は死んだわずか七歳で