「凛ちゃん可愛いー」



完成した私をみて蘭が興奮してる




さっきの服装をして
いつの間にか私より上手くなった蘭に化粧されて
髪は巻かれてポニーテールにされ最後は耳としっぽを付けられた




「まさに黒猫だね」





そういう蘭は
シンデレラにでてきそうな魔女の格好をしてる


「蘭はマント羽織るだけじゃん」




「しょうがないでしょ?凛ちゃんのニット蘭の手作りで時間かかったんだからね」





まじですか
有り難く着ますか





「凛ちゃん、端っこで隠れないの!」





いやいや、こんな見えるか見えないかの際どい服着て耳つけてしかも、しっぽまで





堂々といれないよ




「あっ!力哉君」




げっ!



会いたくない



逃げ…



ガシッ!



「!!?」





「凛ちゃん!逃げない」




蘭に捕まってずるずる皆の元へ