Break Butterfly






とりあえずなかなか離れない龍に鳩尾をプレゼント






「…ゲホッ…り、ん」






ほら泣いた





「暇だからきた」





「凛てばなかなか来てくれないんだもん、入学式とか目すら合わないしまぁ凛は寝てたから仕方ないけど…」





ぶつぶつ言ってる




この学校で一番偉い人




大事だからもう一回
隅っこで三角座りしてるのは





この学校で一番偉い人






てか入学式寝てたって
あんなに人数いて私が解ったのかよ



変装してたのに





「ねぇ聞いてる?なんでK…「変装わかったの?」






「俺の話し…」





「なんで変装してるのにわかったの?」






「…グスッ…前にその姿で兄貴ん所から出てきたのみた」





ナイター





「なるほど、よしよしごめんね?」




そう言い頭をなでたら一気に元気になる





扱いやすい
双子たちみたい



二人いないだけ増しだな





「来なかったのは…来るタイミングがなかった」





「いま考えたでしょ?来る気無かったでしょ?」






…チッ



「あっ!舌打ちやっぱり来る気無かったんだ…」





あ゙ー
また泣く





「ごめんって忙しくてさ」





…なでなで




「これからは?」






「来るよ」





…ぱぁぁ





キラッキラした笑顔だこと





「約束ねー」




ほんと何歳だよ理事長
この学校が心配だ