「桃夜なんて嫌いだ!」




そう言い寝ていたベッドから勢いよく立った瞬間




フラッ
「!?」






ガシッ



ドサッ




何が起きたかと言うと
私が勢い良く立ったせいでふらつき
支えようとした桃夜とベッドへダイブ




って感じ




「お前!急に動くなよ」




「…ごめんなさい」





「桃夜、どいて?」





寝起きだからちょっとうるうるしてる目で
下から桃夜を覗き込む



「…ッ」





パッ



すぐに起き上がる桃夜




「大丈夫?顔赤くない?」





「…なんでもねぇ」






「そ!じゃぁ帰ろう?」





「…俺以外の前で今のやるなよ?」






「なにを?」





「ハァーもういい、帰る」