「え!?だって、直接会うようになったのって、高1なんだよ!?それだったら、もっと前からそうしてるでしょ!」
「いくら貰っているかは知らないが、少なくはない金額を小中学生に持たせるのは危ないだろう」
ルークが言う。
小6の時に中3の男子に勝った記憶があるのに。
「……見くびられてんの……?」
「何でそうなるの!?」
学が突っ込む。
「だって……」
「…………いくら瑠稀が規格外だといっても親としては心配だろう」
「…………そんなもん?」
「親の気持ちは解らないが、俺だったらそう考える」
若干呆れ顔のルークの言葉にみんなが頷く。