そんなわけで。


「狭くない?大丈夫?」


「大丈夫。ごめんね……」


あたしのベッドに柚季ちゃんとあたし。


リビングの2つのソファーにお母さんとルークがそれぞれ寝ることになった。


こういう風に人とくっついて寝るの久しぶりだな。


お姉ちゃんが生きてた頃はよく布団に潜り込んだなぁ。何年前だ。


感傷に浸っていたら、隣から寝息が聞こえてきた。


おやすみなさいと呟き、瞼を閉じた。