宮間探偵事務所事件ファイル 4




「とりあえず、座ったらどうだ?瑠稀もだ」


と、キッチンからルークがティーカップを2つ持って出てきた。


莉央さんはルークの言葉に微かに頷き、さっきまで座っていた所に戻る。


それを見てあたしも座る。


ルークが莉央さんとあたしの前にティーカップを置き、ソファーに座った。


何であたしにも?と思ったが、ありがたく頂く。


リンゴのような香りが広がる紅茶を飲む。