「とりあえず、座ったらどうだ?瑠稀もだ」 と、キッチンからルークがティーカップを2つ持って出てきた。 莉央さんはルークの言葉に微かに頷き、さっきまで座っていた所に戻る。 それを見てあたしも座る。 ルークが莉央さんとあたしの前にティーカップを置き、ソファーに座った。 何であたしにも?と思ったが、ありがたく頂く。 リンゴのような香りが広がる紅茶を飲む。