『いいよっ前向いて☆それと俺より先に帰っちゃダメだから。放課後残っててね?』 『う、うん。』 そして携帯を返却された。 『じゃぁ、帰ろう?』 優しげな笑顔にきゅんとする。 そこで確信した。 わたし、絢斗くんのこと やっぱり大好きなんだなぁと。 強引でも、腹黒くても、天使みたいでも、ね。