*いちごドロップス*






その時、まさか自分からこんな低い声、相手を罵倒する言葉がでるなんて思わなかった。







『ふっ…』





自嘲気味に笑って





男を殴った。





『ひ、輝っ!?な、何してるの!?』





母親の戸惑った声と男の呻き声が交差する。






『うるせぇ…まだ足りねぇのか?それだったらまだやってやるよ。』






顔がぐちゃぐちゃになるまで殴ってやろうと思った







理性なんかとっくにぶっ飛んでた。