他愛のない会話を毎日毎日…
でもすごく楽しかった、嬉しかった。
俺の初恋。
『近所のおばあちゃん家の猫が可愛くて…輝先輩も一緒に見に行きましょうよ!』
『今日、グラウンドで走ってた輝先輩見てました!足速いんですねぇ…羨ましいです。』
『数学が分からなくて…教えてくださいよぉ…』
瞼を閉じればあの日の会話が文香の言ったことが昨日のように思い出される。
可愛い妹のような存在だけど…
恋愛感情を抱いていたのは確かだった。
俺だけだったのかもしれないけど…
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