絶倫のペルセフォネ


――決して光と触れ合ってはいけない…


それは償いに反するからだ。
運命から逃れた者は、大きな罪悪感を背負ってしまうからだ。

これは罰ゲームなのだ。
絶たれた世界に、少しの希望を与える。
そして欲に駆られ、その希望に触れてしまう。


所詮は神様の玩具なのだ。


離れよう。
光が見えなくなるくらい、深い闇へと飛び込もう。


私は、闇になる。
この覚悟を醜い欲で掻き消したくはない。