甘く溶け合う瞬間






「シンデレラ知ってる?」





「は?」





「だから、シンデレラ」





継母とお姉さん達に召し使いのように扱き使われる少女は





舞踏会が開かれる夜、魔法使いと出会うの。





魔法使いは魔法でカボチャを素敵な馬車に、ネズミを白馬や馭者<ギョシャ>にかえてあげる。





「それから…、帰りにガラスの靴を置いてきて王子と再開するんだろ?」





「そう。悠斗達はシンデレラと一緒だと思わない?」





「いや、現実あいつらは男だろ」





「それが現実じゃなかったら?」





にこっと笑って彼の目を見つめたらそらされた。