甘く溶け合う瞬間






「失礼します…」





保健室のドアを開けると冷気が足下を包んだ。





「先生いないのかー…」





突き指って、どう処置すればいいんだろう。





無理やりにでも元バスケ部の唯をつれてくるんだった。





とりあえず湿布を貼ろうと辺りを見回したとき、





「どうしたの?」





奥のベッドのカーテンがシャッと開いて、





「涼宮くん…」





「やっほ」





きっと暑いからとかくだらない理由でサボってるんだ。





「何、あんた怪我をしたの?」





赤く腫れ上がっている指をみながら、今にも落ちそうなくらいずり下がっているハーフパンツをクイッと上げた。





まぁ上げたところで腰パンなのには変わらないんだけども。