甘く溶け合う瞬間






「なら、教師が魔法使いか?」





「違う。だって先生が魔法使いなら、練習しなくても勝てちゃうもん」





なんなんだよ‥と頭をガシガシかく彼には呆れの表情が浮かんでいる。





「生徒は教師という継母の言いつけを守るの。そしてある日魔法がかけられる‥」





“自分”という魔法使いがかける“練習の成果”という魔法が。





「そんなの魔法じゃないだろ。それにそんなのただの「空想にすぎない、?」





彼は遮った私の言葉に小さくうなずいた。





「現実ばかりみていたら面白くないし、疲れない?」





「‥痛ぇやつ」





また言われた…。





私が語りだすと必ずといっていいほど言われる言葉だ。