私が乗りたい電車は、踏切を渡ったホーム。

最終の難所。
踏切。

私は、目の前で踏切に捕まる。

踏切の向こうには、私が乗りたかった電車がホームに止まった。

駅員が私に向かって、「渡れません」とか「残念」と言う無言の笑顔。

私の目の前を電車が通りすぎた。

途中で抜かしたサッカー部が乗っていた。