北斗side




「王子様が黒髪にぃ?」




「ウソ、ありえない!!」




「茶髪もよかったけど黒髪もステキ!」



そんな言葉が飛びあう中、幸樹が眉をひそめて俺に近づいてきた。






「どうしたんだ、それ?」




「優月にやられた」







「向井優月?」