「まあ?」




...桃子さんも驚いてるし。



私はさりげなく小嶋北斗の腕から抜け出した。





「ごめんなさい。コイツ、冗談好きなの」




「あ...そ、そう」





...店内に客があんまりいなくてよかった。





本当に。