不思議に思った私は勇輝といっしょに塩田君のもとへとかけていった。
「おはよ!さっきあったよね?私より先に学校に着いてたんじゃなかったの?」
そういうと塩田君は慌てたように
「いえねーよ…聞いてくれんな。」
と言った。
いや、こいつなんかかくしてるな。
しかもなんか涙目だし…。
「なんかいわなきゃわかんないじゃん!なんで涙目な訳?」
私がそういうと塩田君は恥ずかしそうに
「なっ!泣いて何かねぇよ!別にチンピラに絡まれたとかそんなんじゃねーし!」
と言った。いや。残念ながら声にでちゃてるんだよね…あんた…。

