次の日、私は早くに目が覚めた。
まだ6時か、どうしよっかな。
とりあえず、ご飯を食べて制服に着替え家をでて、いつもより遅いペースで歩き出した。
ちょっと早いけど学校いこっかな。
私は、耳にイヤホンをつけて学校にむかった。
実は、私の家から学校までは歩いて10分、すぐにつく。
学校について校門をくぐって教室にいった。
やっぱ誰もいないよね…、ちょっと眠いから寝よ。
それから私は、深い眠りについた。
「ゆ..う」
「優ー。起きて」
ん?岡ちゃん?
「んー」
「SH始まるよ、早く」
「おはよ、岡ちゃん」
正直まだ寝たいな。
でも先生くるし。
そう思いながら外を見たら、またこっちを見てる男子がいる。
もしかして、おばけ…?
「はーい、SHをはじめる。青木、…」
お化けだったらどうしよ。
「山川」
嫌だ。
「山川」
まだこっちみてる。
「山川!!」
「は、はい!」
「何外ばっかみてんだよ」
「すみません」
あー、先生に怒られた。
先生に怒られてテンションさがった。
「あ!山川。今日の放課後、クラス長会だからよろしくな」
えー、も―泣きたい。
そんなテンション下がってるときに
「あのー…」
「ん?」
確かこの子は、水谷さん。
「よかったらチョコ食べません?」
チョコ?ま、イライラしてたからいいか。
「たべるー」
こんな優しい子が隣で嬉しい。
それから、次の授業が終わるまで話してた。
水谷さんは、この学校の男子に彼氏がいるらしい。
私は、そういうのは興味ない。
授業が始まった。
はー、チョコのおかげで少しはイライラがおさまった。
あっという間に放課後。
「優ー。クラス長会がんばってね」
「うん」
「じゃあ、また明日。ばいばい」
「ばいばい」
正直言ってだるい。
テンションが下がっている今は、ネガティブ。
確か大会議室は…あった。
ガチャ、
え、え!!男子も一緒なの?
うー…
「ねぇ、君」
ん?振り返るとあのトップ。
「あ、はい」
「この前の子だよね」
あ、そういえば子の人とぶつかって逃げたんだ。
気まずい。
「は、はい…」
「よろしく、俺長瀬桂太」
「よろしく」
「名前なんてゆうの?」
「えっと、山川優」
「俺のことは、桂太でいいから」
「わかった」
それから、ニコっと私に笑いかけた。