「なんかもう疲れた」


今日は色々なことがあった1日だったな。


黒瀬くんの秘密を知ったうえに


ナンパ?されたところを格好いい男の子が助けてくれた。


疲れたせいか買い物に行くのも面倒になってしまったので


家にまで帰宅しその日は早く眠りについた。


---翌日---


昨日はよく眠れたせいかいつもより少し早く起き


目覚めもいい、気持ちいい朝だった。


黒瀬くんのことはやはりショックだけど


諦めきれない。だからまた1から頑張ればいいんだ。


「真里ーおはよっ」


「おはよ、黒瀬くんのことは大丈夫なの?」


「うん、1から頑張ることにしたから」


「そう、無理しないでね」


「龍碑ってなんだか知ってる?」


「あんた知らないの?」


「うん」
 

「龍碑ってのはこの辺じゃかなり有名な不良グループよ…どうしたの…?」


「ナンパされてるところ助けられたの…なんぱした男が№2とか言ってた…」


「そうなの…なら良かったわ…」


まさかこの会話を黒瀬くんに聞かれてるだなんて思いもしなかったの。