あたしと話す彼女は、柳谷唯華〈やなぎやゆいか〉。



小さい頃から仲良しで、幼馴染み。



これが、美人なんですよ。


「なんで、そんなの信じるのよ。行きたきゃ行けばいいじゃん。」



「なんか怖いよ〜」


「でもさー、これからの体育って合同なんでしょ?行こうよ」



うーん、いいのかなぁ?



「じゃあ、ちょっとだけなら……」


「その調子よ!その調子。」



なんか唯華、楽しんでない!?


「なんで、楽しんでんの〜!?」



「だって、なんかワクワクするじゃない」