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「お弁当……か。作ったらどんな顔するんだろ」



嫌な顔されないだろうか?



迷惑じゃないだろうか?




そんな言葉ばっかり頭を駆け巡る。


こんな自分、イヤだ。



自分は自分らしく居たい。


……よしっ!ダメでもともと!やってみよう。





そして、放課後───────────。



早めに家に帰ると、まだ大樹くんはいなかった。



あたしの方が早かったんだ。


「あ、ご飯先に作ろっかな」



冷蔵庫を開けてガタガタとし始める。