なぜかあたしは、ゾクッとした。 だって、未来を不幸にしたくない。 そんなこと言われたら、承諾をせざるを得ない。 「わ、分かった。一応する。」 「ありがとう!樹里!さすがお母さんの娘。」 あたしは、あはは……と乾いた笑いを残した。 今なら、どんな言葉返しても負けてる気がする。