「大丈夫、何もしないし」




と笑って意味ありげにそう言った。




大樹くん、イジワルになっちゃったなぁ。





「えへ……お願いします」





あたしは笑ってそう答えた。




と、そんな時。





コンコン




「2人とも、ご飯だから下りてきてね」




2人で顔を見合わせた。




この状況見られたらヤバいですね。





「は、はーい」




大樹くんのお母さんだ。




ご飯できたんだ、そういえばお腹空いたなぁ。





「じゃ、行くか」





「うん!」





あたしたちは笑い合って起き上がった。