「イヤだ!これからの未来に関わることなのかもしれないけどあたし、絶対にお見合いなんかしたくない!!」 「ははは、お相手を見てから決めたらいいじゃないか。」 「お父さんまで!」 「まぁまぁ、行きましょう。直哉の言う通りよ。行ってから決めましょうよ。」 あたしは項垂れる。 こんなこと、初めてだ。 「いいか?樹里。未来に関わるんだ。断ったりしたら……」 その後の言葉を考える。