ホント、大樹くんはいつもあたしを助けてくれる。 今にも崩れ落ちそうなあたしを必ず救ってくれる。 「あたしにも、頼ってねっ!」 ならば、あたしも大樹くんを必ず救おうじゃないか。 ……例えこの関係がバレたとしても。 あたしはあなたを守るよ。 コンコン 「大樹くん、樹里ご飯出来たわよ」 「あ、はい……じゃ、行こうか」 「うんっ」 部屋から出て、階段を降りる。 「何話してたかは知らないけど、2人とも笑顔でよかったわ」 そう言うとお母さんはニッコリと微笑んだ。 あたしも、微笑み返した。