大好きな君と~ヒミツ、できました~






なんか大樹くん、すごくかっこいい……って、今更か。




かっこいいのは元からだもんね。




「荷物ほとんどないけど、暇つぶしに」




ドキドキしながらついていく。




ガチャリとドアを開けると、広い空間が目の前にあった。




「わぁ……キレー!」




シンプルを基調とした部屋。




見た目で分かる、センスがいい。




大樹くんにピッタリの部屋だね。





「あ、そこのソファにでも」




「うん、失礼しますっ」




ソファに座らせてもらう。





「なぁ、さっき……2階で何してた?」




「へ?あぁ、大樹くんの小さい頃のアルバム見せてもらってた!」





可愛かったなぁと、思い出す。