「大丈夫?ほんとごめん!赤くなってるね。冷やそうか」



今は心配してくれるこっちの大樹くんに応えよう。




さっきとは違い、また優しく話す大樹くん。


「大樹くん、それよりご飯……」



「ご飯より、こっちでしょ。たんこぶ出来たらどーするの?」




「うっ……でも慣れてるから……」


「慣れちゃダメだろ。ほら、赤いし腫れてるし。冷やすよ!」