「ん?何でもいいけど、好きなの作っていいよ」


大樹くんと目が合う。



なぜかドキッとした。


「じゃあ、シチューでいいかな?」


「うん、いいよ。ありがとう」


お昼のように優しい微笑みを見せると、大樹くんはメガネをはずした。




「俺ちょっと部屋に行ってやることがあるから、作ってもらっていい?」


「うん!分かった」