「じゃあ、今日は終わり!みんな集まってくれてありがとう!」





幹事である麻衣が締めくくり、お開きとなった。





みんなぞろぞろと帰って行く中、麻衣たちがあたしと唯華の元へやって来た。





「ねぇねぇ、2人とも!あたしたちと話そ?」





「うん、いいよー!まだまだ話し足りないし」




あたしたちはまた話し出す。





大樹くんたちが来たのが見えたら話をやめよう。





それまでには終わるだろうし。





そう思っていた。






……知らなかったよ。







話している最中に、まさか唯華があんなこと考えてるなんて。