「目、瞑って手出して?」 一瞬目を見開いたけど、目を閉じてくれる。 あたしは、ガサゴソと近くの引き出しを探った。 あった! 大樹くんの近くに駆け寄る。 ……大樹くん。 改めて見ると、本当かっこいい。 まつ毛長いし、肌も綺麗。 ってなんかあたし、変態みたいじゃん。 大樹くんの手にプレゼントを乗せる。 「目、開けていいよ」 あたしはそう言うと、布団の中に潜り込んだ。 だって、なんか恥ずかしいじゃん。 「これ……」