大好きな君と~ヒミツ、できました~






……ガチャリ





「ごめん、遅くなった」





「ううん、遅くなんかないよ。それよりありがと、何から何までしてもらっちゃって……」





何でもできる大樹くん。




すっごい助かる。





「あ、服着替えてないの?」





服……。





「着替えてない……そういえば、暑い」




「体拭く?風呂準備するけど」





このままじゃ汗くさくなるよね……。





「じゃあ、お願いしようかな」





あたしがそう言うと、大樹くんは待っててと言って行ってしまった。





その間にあたしはパジャマを出す。





お風呂場で体を拭いて着替えた後、あたしはリビングへ向かった。