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「ん……?」





ここ、どこ……?





あれ、あたしの部屋?




なんで……。





「あ、目が覚めた?」




「大樹くん」





ん?と優しく笑って首を傾げる。





何で大樹くんが?





「あたし……なんで?」





あたしの部屋だし、ベッドだし。




さっきのことを思い出す。





「熱があるから、ゆっくりしてて」





熱で意識を失って倒れたんだと。





あたしにそんなことが。





全然記憶無いんだけど。





でも、確か、飲み物取りに行って戻ろうとしたら……。





そこで倒れたのかもしれない。