唯華たちが帰った後、あたしと大樹くんはテレビを見ながらまったりと過ごしていた。






……なんだろう。





なんか、変な気分だ。





食べ過ぎ、とかじゃない。





なんていうか、体が熱い。





体は熱いのに、寒い。




頭も痛いし、フラフラする。





何か飲み物でも、飲もうかな。




薬とか、あったかな?





「……っ」





立ち上がった瞬間フラついた。




ヤバイ、なんかキツい。





「……どうかした?」





「ううん、なんでも……ないよ」





力無く笑う。





「なんか辛そうだよ?」





「大丈夫、喉渇いたから……」





フラフラとキッチンへ向かう。