「え、大樹くっ!?」 「ハイ、チーズ!」 わわっ! パシャリと一枚撮られる。 「おお、キレー。2人とも」 あたしは、赤くなった顔のまま大樹くんを見る。 ニコッと微笑まれた。 さ、さっき耳元で……! 「ホントのこと」 「ひゃっ……」 は、恥ずかしいです……! あたしは顔が赤くなり俯く。 もう、この1枚で十分です。 何て思うけど、唯華がそれを許さなくて。 俯くあたしをよそに、あたしにとっての爆弾発言をした。