「樹里も撮ろ!大樹先輩あっちで待機してるから!」 「へ、えっ?待機してる?」 あたしの腕を引っ張って行く。 ズルズルと連れて行かれる。 ドアを開けると、そこには大樹くんの姿があった。 ……へ? 「だ、大樹くん……?」 あたしがそう呟くと、こちらを見た。 あたしは顔が赤くなるのを感じた。 かっ、カッコ良すぎなんだけど! なんかキラキラオーラが見える! あたしは、キラキラした大樹くんを見て固まった。 何でこんなに似合ってるんですか? 大樹くんが着ている服は……。