「んー早く午後にならないかなー」





「颯先輩と写真、撮りたいんだよね?」





「うん、コスプレでしょ?滅多に無いからやりたくて」




コスプレ……かぁ。





あたしもあんまりしたこと無いなぁ。





ていうか、今してるんだけどね。




半分くらいを配り終えた。




あと半分も無いかも。





それに、あと少しで大樹くんのところに行ける。




そんなことを考えていた。






「あの、すいません。2-Bの教室ってどこにありますか?」





いきなり声をかけられた。






その方を見ると、あたしより少し背の低い……美少女がいた。