ガッシャーンッ!! 「ひゃ……!」 パリンパリンッと何かが割れる。 あたしは目を強く瞑った。 ざわめき出す廊下にいる人たち。 な、何が起こったの? 窓が割れた? 「藤堂先輩!大丈夫ですか!?」 誰かの声で、あたしは気がついた。 割れた音、すぐそばで聞こえた。 まさかっ! 「大樹くっ……!」 「いっ……て……」 悲痛の声が聞こえた。 少し落ち着いたあと、離してくれた。