「こんな感じでいいのかな……」





工具を使い、完成させた。





あと少しで完成だったからよかった。





「終わったぁ……」




実行委員に持って行こうと、持ち上げた時、視界にとある人が入った。






「え……?」





だ、大樹くん……。






「あれ?あ、こんなとこにあったんだ」





こんなとこ?





周りには、人がザワザワとしている。





「……?」





大樹くんは、ニコリと微笑んでこちらに歩み寄ってくる。





な、何?







いつもの大樹くん……じゃない。






無理やり微笑んでる。