あめだま

榛SIDE



「協力してくれるか?」


「良いよ。洸大、真剣そうな顔だったし。」


「なんだよ、それ」


「私も…美英に会いたい」


「…」


「で、どこなの?そのスポットって。」


「あそこ」


彼が指をさしたのは。森だった。森から花火眺める人っているのかよ…。


「ふざけてるの?」


「ふざけてなんかいない。あそこだ。断言できる。」


「ふーん」




森の不気味さが怖いわけではない。




ただ




あの時、自分が陵の誕生日を教えなかったら…