-7年前―


次の日に俺が街中で見た光景は驚きすぎて気絶するような光景だった。



「ねぇねぇ!次はあのカフェ行こうよぉ!!」


「そうだね!!」


「俺もあそこのコーヒー飲んでみたい。」



俺は目をこすった。

見間違いだ。

見間違いであってほしい。


あそこでしゃべってるのは久瀬なんかではない。久瀬じゃない久瀬じゃない久瀬じゃない…




だが、俺がいくら目をこすってもその光景は変わらなかった。





…つーか、あいつらがこの日に遊べないのってこのことだったのかよ!?