美那「男装してもらうのよ♪」

まるで私の考えてたことが分かったように、お母さんは答えた。

もう行くしかないんだよね。

実音も翠もお兄ちゃんもいるから大丈夫かな。

花音「分かったよ。皇蘭高校に行くよ」

私は本日2度目の覚悟を決めた。

美那「ふふっ、それでこそ私の娘よ♪」

お母さんに逆らうのが怖いからですよ。

私はリビングから出て自分の部屋に制服を着替えに行った。

これが本当は、お母さんたちの計画だと知らずに。