「 俺の女になれ 」 そっと頬に触れた左手が冷たくて、 真っ直ぐ私を見つめる瞳が どこか寂しそうに見えて。 ────────────・・・戸惑う。 無茶苦茶だ。 同じ高校に通っていたとしても 私が玲央くんのことを知ったのは2日前。 出会ったその日にファーストキスを奪われて 気付いたら何かに巻き込まれていて。 何もかも、無茶苦茶すぎて。