Black Beast.


















───────────・・で、



「 なんで私の部屋に居たの? 」



私のアパート、そして部屋を
知っていた理由は分かったけど、
結局私の質問に対しての答えにはなっていない。



そもそも、朝起きて部屋に居るなんて
佐渡っていう人よりも怖い気がする。



「 いや、まだ続きがあるんだって! 」



気が早いよ!と頬を膨らませて
怒った顔をした大勇くんは
再度昨日のことを思い出しながら
話し出した。