「 ・・・・お前、それ嫉妬だろ 」 ずっとモヤモヤしていて、 苦しくて仕方なかった。 なんだろう、なんだろうって ずっとずっと考えていたのに なんでか少し嬉しそうに そう言った玲央くんの言葉に どこかスッキリした気がする。 ”嫉妬”って、 こういう感じなのかなって 自分の胸に手をあてていたら そんな私を見て玲央くんが吹き出した。